don blanco
ウチワサボテンはサボテン科に属する植物です。サボテンは一般にカナダ南部、アメリカ大陸、メキシコなどの中米で自生しており、他の植物が育たない過酷な条件で生息できるという強い生命力がある植物です。ヨーロッパ人が征服する前のアメリカ大陸では先住民族たちがサボテンを食用としていたと言われています。ウチワサボテンは、その代表的なサボテンとして知られてきました。現在、よく知られるものだけでも258種のウチワサボテンがあり、そのうちの100種ほどが食用としてメキシコで栽培されています。メキシコにはウチワサボテンを栽培する農園が10,000ヘクタールほどあります。
ウチワサボテンはサボテン科オプンティア属に属し、メキシコではノパールと呼ばれて食用野菜、家畜飼料、観賞用など、様々な目的で栽培されています。

ノパールの調理法は生かゆでる、焼く、炒めるなどで、サラダやステーキとしてもおいしく食べられます。野菜やベーコンなどと一緒に炒めたり、酢を使ってマリネ風にしたものも人気があります。ノパールには食物繊維やネバネバ物質のムコ多糖体が豊富に含まれていることから、生活習慣病の予防や改善効果が非常に高いことが知られています。

ノパールの有効成分の代表は繊維質で、その他17種類のアミノ酸やビタミンC、B2、B3(ナイアシン)、各種ミネラルを含み、血糖値を下げる作用がある他、植物タンパク質が身体組織から水分を吸収して血管に送るので体を引き締めて血行をよくし、悪玉コレステロールから善玉コレステロールへ変える作用があります。また、不溶性の食物繊維として多く含まれるリグニンが、満腹感を与えて食欲を抑えるとともに消化を助け、腸の働きを整えます。

ノパールの薬効
代表的なものとして、以下のことが挙げられます。

肥満:ダイエットをすると食事の量を減らすことから身体に必要なアミノ酸の不足を招くこともありますが、ノパールに含まれる17種類のアミノ酸は、そのうちの8種類が食物から摂取しなければならない必須アミノ酸であり、血糖値を下げる働きをするとともに身体にエネルギーを補給し、疲労を防ぎます。食欲を抑えて栄養分だけを取り込む一方で、脂肪の形成を抑制し、脂肪の分解と排泄を増進させる働きもあります。また、ノパールの植物タンパク質が身体組織の中に含まれる過剰な水分を引き出して血管に送るので、体が引き締まるとともに血行をよくします。

糖尿病:ノパールには、血液中の血糖値を下げて安定させる働きが認められています。また、ノパールに含まれるカロチンや各種ビタミンによって、糖尿病による視覚障害や、血管、神経などの二次障害の症状を緩和します。

高コレステロール:ノパールに含まれるアミノ酸、食物繊維およびナイアシン(ビタミンB)は血液中の余分な血糖が脂肪に変わるのを防いだり、悪玉コレステロールを善玉コレステロールに変えます。このことから、心臓病の予防になることが明らかにされています。

動脈硬化:ノパールに含まれるアミノ酸、食物繊維、酸化防止効果のあるビタミンCおよびカロチンが血管壁を強くして損傷を予防し、血液の流れを促します。また、脂肪の形成を妨げます。

胃潰瘍:ノパールに含まれる食物繊維やネバネバ物質であるムコ多糖体が胃酸過多を防ぎ、胃腸粘膜を保護します。
消化器官の働き:ノパールは17種類のアミノ酸、ビタミンA、B、Cおよびカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄など多くのミネラル、食物繊維のリグニン、セルロース、ヘミセルロース(植物細胞壁の多糖類)、ペクチン、ネバネバ物質のムコ多糖体などを含み、肝臓の働きを助けて体全体を生き生きとさせます。アルコールや喫煙が原因となって発生する体内の毒素は、身体の免疫力を低下させますが、ノパールはこういった毒素を取り除いて免疫障害を防ぐとともに、神経組織のバランスを整えて精神を安定させる作用があり、体全体の働きを助けます。

腸の掃除:ノパールに含まれる不溶性食物繊維が水分をよく吸収し、消化を良くして腸の働きを整えます。健康で規則的なお通じを促すことによって、腸内に発ガン物質が蓄積されるのを防ぎます。

さぼてんの成分 

レチノール
 
美肌づくりに欠かせない栄養素であるため、体内から食品で摂取するとともに外からのケア化粧品で補う
レチノールが不足すると、お肌は目立って乾燥し、角質層がボロボロとはがれ落ち、粉を吹いた状態になる
さまざまな肌のトラブルを招いてしまう。

リシン
必須アミノ酸の一つで、美肌や艶やかな髪など健康な身体づくりにはアミノ酸は必須

BCAAアミノ酸
バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のアミノ酸の総称をBCAAと言う
@運動後の筋肉疲労をすばやく回復させる
A筋力アップやダイエット、健康管理まで幅広く利用されます
B持久力の向上
C集中力の維持、疲労回復

トレオニン
食品から摂取する必要がある必須アミノ酸の一つでスレオニンとも呼ばれる
トレオニンはコラーゲンの材料になり、脂肪肝を防いで消化吸収を良くし、新陳代謝を促進させる

トリプトファン
たんぱく質生合成の材料となり、肝臓、腎臓で分解され、エネルギー源となり、脳に運ばれ、セレトニンを作ります
トリプトファンはセレトニンを通じて鎮痛剤、催眠、精神安定などの作用を及ぼし、アメリカでは精神安定、不眠解消を目的とした、栄養補助商品にもなっているようです

メチオニン
アルコールや脂肪の摂り過ぎなどから肝機能を守り、かゆみやアレルギーの原因、ヒスタミンの血中濃度を下げる事で有名で、医療用として、抗うつ剤として利用され、精神分裂症、パーキンソン病の改善に有効とも言われている

フェニルアラニン
体内でドーパミンやアドレナリンを作る働きがあり、脳と神経細胞の間で信号を伝達する、神経伝達物質になる必須アミノ酸で抑うつ症状を解消し、気分を高揚してくれる

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